2023年10月13日
こんにちは。秩父市の今井歯科クリニックです。
お家にいると、おやつが食べたくなったりすることがありませんか?
美味しいおやつやジュースは、摂り方を間違えてしまうとむし歯になる危険性が
上がってしまいます😭
そこで今回はむし歯になりやすい食習慣や正しいおやつの摂り方についてお話ししていきます☝️
●だらだら食べの口の中は、むし歯菌の絶好のターゲット
食べ物が口の中に入っているとき、口内は酸性に傾き、むし歯になりやすい環境になっています。
しかし、そのあと何も食べないでいると、唾液の働きで、口の中の酸性は徐々に中和されてきます。
酸によって一度溶け出した歯の表面も、唾液が修復してくれるのでむし歯にならずに済むのです。
ところが、だらだらと食べ続けたり、頻繁になにかを食べていると、口の中はずーっと酸性状態のままです。
これでは唾液の効果が追いつきません。
甘いものを食べたあと、酸性になった口の中を唾液の働きで元の状態に戻すには、40分以上もかかります。
特に、1時間に1粒ずつのアメ🍬や、ジュース🥤などを少しずつ、だらだらちょこちょこ食べたり飲んだりしていると、ケーキを食べている時より砂糖の量は少なくても、口の中は酸性のままで、歯はいつも「砂糖漬け」状態。
その間歯は溶け出し、これを毎日繰り返していると、1か月で歯のつやはなくなり、むし歯になってしまいます。
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おやつは時間を決めて、歯の汚れている時間を短くする食べ物が口の中に入っている時間が長ければ長いほど、むし歯になる危険性が高くなります!
特に2〜3歳くらいのお子さんには、食事もおやつも「遊び食い」「だらだら食い」をさせないように注意することが大切です⚠️
おやつをお子さんの自由にさせると、どうしてもだらだら食べがちです。
きちんと時間を決めて与えることが、むし歯予防の原則です☝🏻
そして、歯の汚れている時間を短くするためにも、1回のおやつの時間は20〜30分以内で区切りをつけるようにしましょう。
ガムやあめについては軽く考えがちですが、要注意です!
いつも食べていると、口の中に砂糖が長く停滞してしまいます。
また、おやつはお子さんの目の届くところに置くと、いつでも欲しがって食べてしまうようになります。
目につかないところに置くようにしましょう!
飲み物については、食間にのどが渇いたときは、甘い飲み物はやめて水か麦茶、牛乳など砂糖を含まないものにします。
ジュースや乳酸菌飲料など甘い飲み物を冷蔵庫に常備するのは、だらだら飲みやちょこちょこ飲みを招くもと!やめたほうがいいでしょう。
お子さんが甘い物を欲しがる時は、キシリトールのガムやタブレットを用いるのもむし歯予防のひとつです!
砂糖のように甘く感じますが、キシリトール100%のものなら間食や歯磨きの後、
夜寝る前でも食べて問題ありません😊✨
キシリトールをうまく活用して、むし歯に注意しましょう!