2023年4月14日
こんにちは!秩父市 今井歯科クリニックです。
「キシリトールはなんとなく歯に良い」そんなイメージを持っていませんか?
実はキシリトールには、なんとなくではない‟スゴイ!!”がつまっています。
むし歯は、お口の中のむし歯菌(ミュータンス菌)が原因。
キシリトールはそのミュータンス菌に直接作用します。
●基本のむし歯予防
むし歯予防は、歯ブラシなどの道具を使って、毎日‟菌(プラーク)を取り除く事が基本です。
●キシリトールのむし歯予防
キシリトールはミュータンス菌に直接働きかけ、‟むし歯菌の原因そのものを弱らせる”ことでむし歯を予防します。
☆キシリトールの‟ココ”がスゴイ!!☆
①善玉ミュータンス菌が優勢になる!
ミュータンス菌には、2種類あります。
むし歯を作る力の強い‟悪玉菌”と、むし歯を作る力の弱い‟善玉菌”です。
キシリトールは、その‟悪玉菌”を減らすので‟善玉菌”が優勢になり、むし歯になりにくいお口になります。
※歯科用のキシリトール100%ガムを3ヶ月以上食べ続けると、効果が出てきます。
ガムを1日4個以上食べ続けるとむし歯予防ができるんです!
②ミュータンス菌が減る
歯の表面につく、プラーク(歯垢)はミュータンス菌のすみか。
キシリトールをとり続けることで1年後にはミュータンス菌の数は‟半分以下”に。さらに2年後には‟4分の1”までに減少します。
③歯を溶かす「酸」はゼロ!
ミュータンス菌は糖分から歯を溶かす「酸」をつくりだします。
しかし、キシリトールから「酸」は‟まったく”作られません。
④ミュータンス菌がうつりにくくなる
キシリトールを妊娠6か月のお母さんが13か月間食べた研究では、生後1歳時点で、キシリトールを食べていないお母さんの子供と比べてミュータンス菌の数が‟4分の1”以下でした。
キシリトールは、ミュータンス菌をうつりにくくし、感染を予防します!🍀
キシリトールをとることはお母さんだけでなく、お子さんのむし歯予防にもつながるのです☺️🦷✨