2022年12月5日
〜知っておきたい親知らずの話〜
★親知らずとは
20代前後に生えてくる最も後ろの奥歯の事で、永久歯の中で一番最後に生えてきます。
正式名称は第三大臼歯といいます。親知らずは成人し親に知られず生えてくる事が由来と言われています。
親知らずは生えてくる方向が、真っ直ぐ・横向きなど様々です。
正常に生えてくる人は3割であり、現代の子達は昔に比べ食生活の変化などにより、顎が小さかったり歯や骨に影響を与えているため、正常に生える事が少なくなったとも言われています。
矯正していただく方には、歯並びに影響を与えるため抜歯をおすすめする事もあります。
問題なく生えていてしっかり歯磨きが行える場合は、抜歯をしない場合もあります。
★親知らずの生え方で起こりやすいトラブル
一部だけ露出していたり斜めに生えていると、歯磨きが不十分になりやすく、歯肉に炎症を引き起こす原因となります。これを智歯周囲炎と呼びます。炎症を放置しておくと痛みにより生活に支障が出る場合があります。その際は抜歯を行う事もありますが、原因を取り除く事で安心して生活が送れるようになります。
もちろんむし歯にもなりやすいです!!親知らずがあることによって、前の歯がむし歯になってしまうこともあります。
「自分は?」と気になる方は…
✳︎自分には親知らずがあるの?
✳︎口の奥の方に何かあるけど、これって親知らず?
✳︎抜歯した方がいいの?
そんな疑問や不安がありましたら、いつでもご相談ください‼︎