2021年1月29日
こんにちは。受付の坂本です。
歯の治療をする過程で「仮歯」をする事があります。
会計時に「仮歯」の患者様にお話ししている内容やポイントを紹介しますね。
歯の治療をする場合、むし歯が進んでいなければ、1回〜数回の治療で終わりますが、むし歯が深かったり、根の治療を要する歯は最終的にかぶせるまでに何回か通院が必要になり、仮歯を作ることがほとんどです。
【仮歯を作る重要な理由として】
①噛み合わせを守るため
かみあう歯や隣にある歯が動いてしまうことを防ぎ、
出来上がった被せ物がしっかり入るようにしておく
②削った歯をキレイな状態にしておくため
削った歯をプラークなどの汚れから守る
③歯肉(歯茎)の位置を整えるため
被せ物に合った歯肉の調整を行うことができる。
④審美的回復のため
前歯の治療を行なっていくにあたっては特に必要な審美的回復につながる
⑤神経が生きている歯を痛みから守るため
神経が生きている歯を削ったときに冷たいものや熱いものなどからの刺激から
歯を守る。
【仮歯で注意してほしいこと】
・仮の歯であるため強度がないこと、取り外しが出来るようになっているため、
欠けたり、取れる可能性があります。
・取れたり欠けたりした場合はご連絡の上、取れてしまった仮歯を持って来院をお願いいたします。
・固いもの、粘着性のもの(ガム、キャラメルなど)を仮歯で噛まないように注意してください。
仮歯はあくまでも仮歯なので、長期間使用出来るわけではありません。
仮歯が入ったからと言って忙しさや予定を優先させ、そのままにしていると、
再びむし歯が進行し悪循環となってしまいますので、最終的な被せ物が入るまでは、途中で止めずに来院してくださいね。