2019年9月28日
日本人は、仏教徒であるともに自然信仰である神道を信じている。宗教は他の宗教を排除する傾向にある。キリスト教徒とイスラム教徒の戦いにはその傾向が色濃く出ている。仏教はおおらかな宗教であると私は考えている。仏は信じているが普段は熱心な信仰でなく、最後の最後に寄進してお祈りをささげ浄土に向かうイメージを持っている。そのような中で、神社にお参りに行ったり、巨岩や山、大きな気に霊性を感じ手を合わせる習慣がある。
百田尚樹氏の「日本国紀」の一節をここに記します。
神道には他の宗教が持つ教義や経典がなく、開祖も教祖もいない。森羅万象に神が宿るという自然信仰に近い考え方が基になり、祖先を敬い浄明正直(浄く、明るく、正しく、まっすぐ)に生きることを徳目とするいう道徳観が加味されたものといえる。