2018年2月5日
こんにちは 秩父市の今井歯科クリニックです。
かかりたくはないから、予防接種にうがいや手洗いなど様々な方法で予防している方も多いと思います。
意外と知られていない予防について
「お口とインフルエンザの関係をみていくと予防につながる」
まず、お口の中が歯周病菌などの細菌が増えると、プロテアーゼという酵素が作られやすくなります。その酵素はインフルエンザなどのウィルスを粘膜に付きやすい状態にします。お口の中の細菌が多ければ多いほどインフルエンザウィルスが粘膜に付着して感染する機会を増やすことになります。
例として、ある介護福祉施設で口腔ケア(お口の中の手入れを歯科医師・歯科衛生士がする事)をする前と後ではインフルエンザの発症が10分の1になったと言う報告もあります。
(今井歯科クリニックで訪問しているグループホームでもインフルエンザの発症が減少しました。)
お口の中の細菌の数を減らせば、粘膜に付着するウィルスの数が減り感染する機会が減るわけです。
「歯磨きをする=細菌を減らすこと」
「細菌が減る≒インフルエンザにかかりにくくなる」
インフルエンザの予防に 手洗い うがい マスク 予防接種
もう1つに歯磨きを足してみていただけたらと思います。