2023年7月28日
こんにちは。秩父市の今井歯科クリニックです。
丈夫な歯を保つには、日々のセルフケアだけでなく、食品にも関係があります🦷
きちんと歯みがきをしたり、フッ素で歯質を強くするのは、むし歯予防の基本ですが、歯そのものを丈夫にすることも大切です!
歯がつくられる時期に、骨や歯の基になるカルシウムを多く含んだ食品を、たっぷり摂ることを心がけましょう!
カルシウムを多く含む食品は、牛乳、チーズ、小魚、干しえび、わかさぎ、丸干しいわし、とうふ、ひじき、切り干し大根、小松菜、チンゲンサイなどです。
しかし、カルシウムが即、歯になるわけではありません!☝🏻⚠️
人間の体をつくっているのはたんぱく質ですし、カルシウムは、肉や魚、卵、大豆製品などのたんぱく質といっしょに摂ることで吸収がよくなります。
また、ビタミン類も重要です🍊✨
干しいたけや、さけ、かつおやいわしなどの魚介類に含まれるビタミンDは、カルシウムの骨や歯への吸収を促進します🍄🐟
さらに、緑黄色野菜や納豆などに豊富に含まれるビタミンKは、骨や歯からカルシウムが溶け出すのを防ぎます。
そして、歯に栄養を与える血液の流れをスムーズにするには、鉄、マグネシウム、リン、などのミネラルも必要になります。
つまり、丈夫な歯をつくるには、カルシウムだけでは無理。
食事全体のバランスを良くすることが大切なのです👨🏻⚕️☝🏻
離乳の頃から、栄養とバランスのとれた規則正しい食生活を心がけるようにしましょう!
なお、多量の砂糖そして清涼飲料水、スナック菓子、インスタントのめん類などの加工食品に多く含まれるリン酸は、カルシウムを溶かして排泄してしまいます。
できるだけ与えないようにしましょう⚠️
運動も忘れてはいけません!🏋🏻♂️🔥
運動はカルシウムの吸収を助けます。
体を使って十分に遊ぶことも、強い歯をつくるのに大切なのです!
いくらむし歯がなくても、歯を支えている土台がしっかりしていないと意味がありません。
歯は使えば自然にきれいになるし、歯肉もしっかりしてきます✨
また、奥歯をしっかり噛み締めてものを噛み、すりつぶすことは、あごの骨や筋肉を鍛え、強くてきれいな歯並びの永久歯をつくります。
乳歯のときからよく噛んで、あごの骨や筋肉を鍛えることが大切です😁💪🏼
食事では、栄養面に加えて調理面にも気をくばりましょう!
年齢に応じた適度な「かたさ」を与えてかむ練習を怠らないようにします。
よく噛むと、むし歯予防効果のある唾液もたくさん出るので一石二鳥です☺️☝🏻