2023年1月16日
こんにちは!秩父市 今井歯科クリニックです。
お子様が将来むし歯で苦労しないためにも、感染を防ぐことが大切です。
また、むし歯の感染時期によっては軽症で済む場合もあります。
むし歯が感染したとしても、お口の中に住み着くためには、菌にとっての「家」が必要です。それは「硬い組織」、つまり「歯」です。
そのため、むし歯菌の定着時期は「歯が生えたあと」という考えが一般的です。
生後1歳7ヶ月〜2歳は「感染の窓」と呼ばれ、特に感染しやすい時期だと言えます。
2歳前にむし歯になってしまうと、その後に発症するむし歯の重症度が高くなるのです😱
むし歯の感染を2歳以降に遅らせることができれば、その後のむし歯予防がとても楽になります。
これは、何人もの研究者による論文で明らかにされています。
★むし歯菌を防ぐための基本★
①歯科医院で歯のクリーニングを定期的に受ける
→お口の中のむし歯菌の量を減らすため
②お子さんと同じおはしやスプーンを共有しない。かみ与えをしない
→唾液によるむし歯菌の感染を防ぐため
③お砂糖が入った食べ物や飲み物を控える
→むし歯菌がお口の中に感染するときに、お砂糖がすでにあると、
むし歯菌がすみつきやすくなるため
むし歯菌は基本的には家庭内感染です。
お母さんだけではなく、家族みんなが感染源になりえます。
お子様が将来むし歯で困らないためにも、家族全員で意識して生活していきましょう!!