2020年12月2日
“歯の大きさは遺伝で決まり、顎の大きさは後天的な環境によって決まる。”この事は現在子供達に歯列不正が起こっている真理と私は信じています。
「後天的な環境」とは哺乳を含めた食事生活でいかに口周囲の筋肉を本来の発育をさせ続けられるかに関わって来ます。それも生まれてから成長期までと言う限られて期間で顎の骨の成長は終了します。食育が脚光を浴びています。しかし歯が萌出してからにホーカスしている様に思えてなりません。私は、哺乳類ヒトの顎の成長は母親の乳首から直接授乳する事から始まり、最初のその行為がお口の周りの筋肉の本来の成長を続けるためにに大切であると考えています。